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「マンゴーの日」にマンゴースイーツ専門店をオープン!若手経営者・藤田梨恵さんにインタビュー

投稿日: 2017年6月29日  | カテゴリ: 取り組み

初めまして、沖縄在住フリーライターのmiya-nee(みやねえ)です。

皆さん、7月15日は「マンゴーの日」だとご存知でしょうか。

 

2017年7月15日の「マンゴーの日」、沖縄県名護市にマンゴースイーツ専門店『おきぽたショップ』がオープンすることになりました。

真っ赤な皮、瑞々しく熟したオレンジ色の果実と濃厚な甘い香りが魅力的で、みんな大好き!なマンゴーを使ったマンゴー尽くしのスイーツ屋さんが名護市にオープンするのです。

 

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場所は、名護市内を走る国道58号線沿いの海側に位置し、目立つ看板と「マンゴースイーツ専門店」と書かれたのぼりが目印です。

 

今回は、マンゴースイーツ専門店『おきぽたショップ』の代表を務める藤田梨恵さんのマンゴーヒストリーをお届けします。

 

 

沖縄に移住したキッカケは「エイサー」だった

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福岡出身の藤田さんは、パワフルな若さが漲る82年生まれの若手経営者。沖縄に移住したキッカケは、意外なことに沖縄の伝統的な夏の風物詩「エイサー」だったそうです。

 

大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学に在学中、沖縄出身の同級生から「エイサーやるから、一緒にやらない?」と誘われ、「エイサーって何だろう?」と思いながらも、「沖縄の踊り。太鼓を使った踊りだよ」と説明され、踊るのが好きだったことや夏に沖縄合宿をやるというわくわくするエサに釣られて、「やるやる!」と即答したのだとか。

 

「大分県別府市でエイサーの学生サークルに入ったのが、沖縄に移住するキッカケになった」と話す藤田さん。

 

大学1年の時、夏の沖縄合宿で連れて行かれたのが、沖縄市の園田青年会。別府から大学生10数名で参加し、園田青年会がエイサーを指導してくれたのだそう。そして、この合宿で習得したエイサーの演舞を別府に持ち帰り、後輩たちに伝えていったのだそうです。

 

大学3年の時には、園田青年会と共に沖縄全島エイサーまつりにも参加した経験あり。そして大学4年生になり、福岡の出版社に内定をもらうも、このままエイサーを続けたい、沖縄に住みたいという気持ちが高まり、沖縄の企業に就職することに決めて沖縄へと移住しました。

 

 

沖縄に移住して、新社会人として働く

藤田さんは「エイサーの町」として知られる沖縄市に移住し、名護市内の会社に就職。毎日、沖縄市から名護市まで通っていたというから、もともとバイタリティがあったのでしょう。

 

「九州で就職活動をしていた時、福岡の出版社を希望したのは広告に興味があったからなんです。出版社の収益源が主に広告だったので。でもインターネットを使えば、場所を選ばずに沖縄でも仕事ができると思い、沖縄で広告事業を展開している会社を探して自ら連絡を取りました」

 

新社会人として就職した名護市内の会社は、主にアフィリエイト広告の売り込み、大手企業のマーケティングを担当する業務。しかし、東京の事業がメインだったため、「沖縄で仕事をしているのに沖縄の商品を宣伝できないのは、なんだかつまらない」と感じていたそうです。

 

沖縄の特産品を販売するネットショップ「おきぽた」をオープン!

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2005年頃、藤田さんは社内に企画書を提出し、会社の事業としてネットショップの「おきぽたショップ」を立ち上げます。

ちなみに「おきぽた」とは、沖縄ポータルサイトの略。とてもわかりやすいネーミングですね……

 

最初は、沖縄本島北部(通称:やんばる)で栽培されているタンカンの通販を開始。ナゴパイナップルパークからもパインを仕入れて販売しましたが、1カ月間の売上額は59,700円と全く採算が合わず。

商品数の少なさが原因だろうと、商品を増やすも上手くいかず。いろいろと調べた結果、当時、沖縄から本土出荷されていた人気のマンゴーを販売できないだろうかと知り合いの伝手を探しました。

 

しかし、もともとマンゴーは値段が高く、全国のどこよりも最安値で販売するためには農家から直に仕入れるしかないと思い、沖縄本島北部でマンゴーを栽培している農家を探し、今帰仁村の農家と出会います。この農家からマンゴーの仕入れを取り付け、パッションフルーツやスターフルーツも仕入れることに成功。

その後、マンゴーの通販は段々とカタチになっていくも、ビジネスの流通にのせる売り方をするためには、マンゴーを大量購入するしかないと考えました。

 

「最初は、かなりアクロバットなやり方だったんですが、仕入れ先確保よりも先にネットで予約注文を取ってしまいました。すると、マンゴー1トン分の大量な予約注文が入り、件数にすると約1000件分に達してしまったんです」」と話す藤田さん。

 

宣伝には、楽天の広告を利用。当時の楽天での宣伝威力を物語っています。

この時の商品名は「訳ありマンゴー」。

商品として流通できないマンゴーを藤田さんが商品化してしまったのです。

 

しかし、そこには現実が待っていました。初めて取引する店に1トン分のマンゴーを出荷してくれる農家はそういません。

ここから藤田さんの奔走が始まります。まずは1件の農家と繋がり、そこからの紹介でまた別の農家へと繋がり、交渉に次ぐ交渉を重ねてトータル1トン分のマンゴーを確保していきました。

 

この「訳ありマンゴー」はその後も年々売上を伸ばし、2011年に楽天の週間MVP賞を獲得。2013年には楽天市場九州エリアの「地域特産品賞」を獲得し、楽天市場に出店していた約3万店舗の中から、ほんのひと握りの店舗にしか与えられない栄誉ある賞を受賞したのだそうです。

 

その後ある年のこと、沖縄に上陸した台風が丸3日間ほど停滞。マンゴーの出荷が止まり、当然のことながらマンゴー農家も大きな被害を受けました。

 

「あの時の台風で、仕入れた100kgほどのマンゴーを捨てました。出荷したくても出荷できない辛さや悔しさ。私も無念な気持ちでいっぱいでした。その翌年はマンゴーが不作で販売できる商品が少なく、不安定な時期が続いたんです。そこでマンゴーの加工に踏み切りました。会社を辞めて独立し、マンゴースイーツの開発・製造を始めたんです」

 

2014年、藤田さんは独立と同時に思い切ってコンセプトを変え、とことんマンゴーだけにこだわった『マンゴースイーツ専門店』として再スタートを切りました。

 

名護市のわんさか大浦パーク内にスイーツ工場を設け、募集した従業員4名と共にゼロから商品開発を始めたのです。最初はネット通販のみで販売していたものの、スイーツの通販は難しいと語る藤田さん。ブランド名やパティシエの肩書など、信用に値する知名度がないと全く見向きもされないのだとか。

 

そこで、沖縄県内の催事場での対面販売を開始。

実際に試食してもらうと「おいしい」との声が上がり始め、評判はなかなか上々だったようです。催事に出店していると、業者やバイヤーから声がかかるようになり、県外の催事場へも出店するようになり、売上を伸ばしていきました。

 

★ 沖縄県外の催事場に出店した過去の実績はこちら!

 

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1番人気のスイーツは「プリン・ス・マンゴー」

この店で1番人気のスイーツ「プリン・ス・マンゴー」は、200回以上の試作を重ねて商品開発したこだわりの1品。発売開始後も3回は味を変えているのだとか。

 

「常においしいスイーツを提供したいので、これはいい!と思える味に出会えたら、どんどん変化を加えておいしい味を追求していきたい」との思いを胸に、マンゴー風味のスイーツではなく、果実のマンゴーをたっぷり使ったスイーツをスタッフと共に開発・製造。現在では、20品以上の店オリジナルのマンゴースイーツを販売しています。

 

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今までは、県内の方が県外へ贈るギフトとして利用する人たちが多く、「沖縄県民が贈りたいギフトNo.1」を目指したていきたいと語る藤田さん。

ブランドの基盤を固めて店の認知度を上げるためには、やはり店舗が必要。県内の方にも気軽に食べてほしいからと、新店舗をオープンすることに至ったマンゴースイーツ専門店『おきぽたショップ』。

 

つい最近は、東村にマンゴーの木を20本ほど植えてマンゴーの栽培にも乗り出しました。地元のマンゴー農家と手と手を取り合い、協力し合って沖縄県産マンゴーを全国に広めていきたいとの志を持ちながら、ここ沖縄で「個性的なマンゴースイーツ」を提供してくれることでしょう。

 

マンゴー尽くしのマンゴースイーツ専門店は、名護市内の国道58号線沿いにあり、沖縄で人気の観光スポット「美ら海水族館」に行く観光客にも利用しやすい場所にあります。

 

名護に来たならば、ぜひお立ち寄りください。

 

ライター:miya-nee(みやねえ)


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店舗情報

営業案内

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電話番号

0980-52-4588

こんにちは(ご挨拶) 

沖縄県名護市のマンゴースイーツ専門店 おきぽたショップです。

2008年より地元農家さんが作った沖縄産マンゴーの販売を始めましたが、農産物廃棄や台風被害などの問題を目の当たりにしてきました。安定した取引を確立したくて、規格外マンゴーを使った加工品やスイーツを作り始めたのが当店の始まりです。

店頭に並べているだけでは伝わらない、マンゴー農家の想いやスイーツに秘めたストーリーを大切にしたいと考えています。

代表
藤田 梨恵

所在地

〒905-0022

沖縄県名護市世冨慶6496−3

那覇空港より車で約1時間~1時間30分。 

沖縄自動車道「許田IC」より5分~20分程度。 
※渋滞してなければ、許田ICから5分程で到着します。